七五三に祖父母を呼ばないときの写真やお祝いのお返しはどうする?
2016/09/17
子供の七五三に自分たちの両親、
つまり子供たちにとってのおじいちゃんおばあちゃんを呼ぶか、
迷われているかたも多いと思います。
せっかくなら子供の成長を喜んでくれる人たちにも一緒に祝ってもらいたいですものね。
でも、遠方だったり、さまざまな理由で呼ばないことに決めた人たちもいると思います。
そういう場合、どんなことに気をつければいいでしょうか。
七五三に祖父母を呼ばないときめたら
昔ながらの行事にあまりこだわらない家庭が増えています。
七五三も、自分たちと子供だけでなるべく簡素に済ませてしまおうというお家も多くなっています。
でも、祖父母のほうから必要ないと断ってきた場合は別ですが、こちら側が呼ばないと決めた場合、先方はもしかしたら孫の七五三を心待ちにしているかもしれません。
遠方だから親の負担をなくしたいと思ってのことだとしても、七五三は簡単に済ませるつもりだという自分たちの考えを先にそれとなく伝えておいたほうがいいでしょう。
特に、近くに住んでいる片方の両親だけ呼んで、遠くに住んでいるもう片方の両親を呼ばなかった場合は、そちらのご両親には七五三の年か翌年の帰省のときに、ちょっとした晴れ着に近い服装の孫を見せてあげると喜ばれます。
七五三の祖父母用の写真は自宅用と同じ物?
七五三で撮影した写真を祖父母にも贈るお家は多いです。
それぞれの家の習慣にもよりますし、地域によっても違いますが、基本的にはお祝いを頂いた場合は、写真はそのお礼の意味で贈ったほうがいいでしょう。
どんなタイプの写真を贈るかは、各家庭それぞれです。
自宅用に作る本格的なアルバムとまったく同じものをそれぞれの実家用に作る人たちもいれば、台紙に貼った大きな写真1枚を贈る人、写真立てに入れた小さな写真を贈る人たちもいます。
でも、実際に贈られる立場になって考えてみると、大きな立派な写真はもらったその時は嬉しいものの、結局は飾る場所に困って引き出しにしまい込んだままになるお家がほとんどです。
せっかくなら長く楽しんでほしいですよね。
私の場合も、何枚か義両親に贈った子供たちの七五三の写真のなかで、写真立てに入ったL版の写真は長くダイニングに飾って楽しんでくれていたので、贈ってよかったなと思ったことがあります。
飾りやすい大きさの写真や、さらに小型の手帳やバッグに入れて持ち歩けるキーホルダー型の写真なども喜んでもらいやすいです。
七五三で祖父母からお祝いをいただいたらお返しは必要?
もともと七五三では、お赤飯と千歳あめを差し上げるのが本来のお返しでした。
でも、基本的には子供関連の行事でいただいたお祝いには、お返しは実は不要です。
経済力のない子供自身がいただいたものだから、というのがその理由です。
お返しの品を贈る必要はないとはいえ、やはり何かお返しがしたい…という場合、祖父母を呼んでの七五三でしたら、お参り後の食事会でご馳走するのも立派なお返しの代わりになります。
祖父母を呼ばない場合には、やはり一番喜ばれるのは孫の写真です。
あとは、後日帰省のときにいっぱい孫の笑顔をみせてあげてくださいね。
まとめ
祖父母を呼ぶにしても呼ばないにしても、それぞれの家庭によって習慣が違うこともあって、子供の行事は何かと気を遣うものですね。
お互いに無理をせずに気持ちよくお祝いをしたいですね。