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秋の行事

七五三に両親を呼ぶ?祖父母が遠方から来ると料金は諸々でいくら?

両親は遠方に住んでいるけれど、やっぱり孫の晴れ姿を見せてあげたいな…。

子供の七五三を控えて、自分たちの両親を呼ぶか呼ばないか迷っている方も多いでしょう。

片方、あるいは両方の両親を呼んで七五三のお祝いをした場合、実際にどのくらいの予算が必要になるかと節約可能なポイントをお伝えします。

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七五三に両親を呼ぶと決めたら

七五三を子供と両親だけでシンプルに済ませるファミリーも増えてはいますが、やっぱり祖父母も招いてみんなでお祝いをしようと考えるご家庭も多いでしょう。

両親を呼ぼうと決めた場合、まずは両親に連絡をとって予定を尋ねましょう。

七五三は11月15日ですが、実際にみんながその日にお参りをするわけではなく、シーズン中の10月・11月の土日祝日のどこかでお参りする形になります。

15日に一番近い、大安と重なる土日祝日は、特に大きな神社はとても混雑します。

ご両親を呼ぶ場合は、そういった混雑で疲れやすそうな日を避けて、それ以外の土日祝日にお参りを設定することをおすすめします。

七五三に祖父母を遠方から呼ぶとかかる費用

近くに両親が住んでいる場合はいいのですが、遠くに住んでいると交通費がばかになりません。

七五三は、それ以外の費用がけっこうかかりますので、すべて自分たちで負担はムリだと思った場合は、

「交通費は負担できないのだけど、七五三に来てくれる?」と正直に言ってみることです。

もちろん、自分の親でない夫側の両親には言いにくいと思いますので、夫から連絡をしてもらいましょう。

七五三にかかる料金の相場ってすべて合わせてどのくらい?

七五三の行事で料金がかかる主なものは、以下になります。

・衣装代

・写真代

・御祈祷代

・神社までの自分たちの交通費

両親や親戚を呼んでお祝いすると、さらに次のものがかかります。

・交通費負担

・食事代

衣装は、子供本人の衣装だけでレンタルで、セットで安いものなら5000円~3万円ほどかかります。
母子で着物をレンタルすれば、この金額かける倍になります。

レンタルでなくデパートで購入する場合は女の子の衣装セットで10万円~70万円、男の子のセットで30万円~50万円ほどかかりますので、それに比べれば数十分の一にはなりますが。

この他に、女の子の場合はヘアセットやメイク、着付け代がかかります。

写真は、なかなか1枚だけとはいかないため、1枚6000円前後としてもやはり平均で2~3万円はかかります。

枚数が多い豪華なアルバムになると、10万円ほどかかってくることもあります。

御祈祷代は5000円が相場ですが、地域によってもっと包む場合もあります。

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これにプラス、両親の交通費負担と全員の外食代を加えると、それほど贅沢はしなくても10万円くらいはあっという間です。

ご家庭によっては、ご両親がお祝い金を多めに包んでくれて、結局それですべてまかなえてしまった、という家もけっこう耳にしますが、基本的にはいったんは自分たちでこれらすべてをまかなうつもりで予算を立ててみてください。

この料金を高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、できるだけ費用を抑えたい場合の実例を挙げますので、よかったら参考にしてください。

七五三を安く済ませる節約技

・衣装

親兄弟親戚あちこちに声をかけ、誰かに借りる。レンタルがまだ流行っていなかった時代に購入した着物をずっと大事に保存している家庭はけっこうあるものです。

オークションで2000円台でセット購入して、七五三が終わったらすぐにまたオークションで売ったという人もいます。オークションはその品物を使うシーズンが近くなると値が上がりやすくなりますので、シーズンオフにこまめにチェックするとお値打ち品が手に入りやすいです。

・写真

特に両親を招いて直接晴れ姿を見てもらう場合には、仰々しい写真は必要最低限に抑えて、一緒に写るスナップ写真を沢山撮ります。
その中でみんなの写りの良かった写真を、手作りフレームに入れて後日送ります。

・ヘアメイクと着付け

美容院に頼めばけっこうな金額がしますが、最近では自分でできる簡単なヘアアレンジの動画なども、ネット上で沢山検索で出てきます。

私はぶきっちょでとても無理!という方でも、100均で売っている付け毛二つを左右にピンで留め、和風の髪飾りをつければテクニックなしでもそれらしく可愛くなりますので、試してみてください。

ヘアアレンジは、本番数か月前に何度か練習してみることをおすすめします。
「これでも私にはムリだわ!」となってから美容院に予約をするのでも遅くありませんよ。
ヘアアレンジができるようになっていると、この後のさまざまな行事にもとっても役に立ちますよ♪

・食事

小さい子供がいるので周りのお客さんたちの迷惑にならないよう、お座敷のあるチェーン系のカジュアルな和食レストランの個室などを予約するのが一番おすすめですが、さらに節約したい場合には持ち帰り用のお寿司などを予約しておいて、自宅で食べるなら自分たち家族と両家の両親でも1万円台くらいで済みます。

ただし、七五三の準備はママはとても疲れるので、さらに自宅にお招きする用意も加わるとかなり大変です。

食事については、普段行っているような安めのお店でもいいので、外食のほうがママの負担を減らせておすすめです。

まとめ

正装をして、両親も呼ぶとなるとバタバタの一日になりますが、それもまたいい思い出になるといいですね。

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