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地獄蒸し工房 鉄輪でのランチ体験♪調味料はある?お酒は?

地獄蒸し工房 鉄輪のメニューと料金の一覧です!プリンもありました♪
の続きです。

買い物から工房に帰ってきて10分ほど店内で待っていると、日本語で呼び出しアナウンスが。

ちょっと遅めのランチになりましたが、いよいよ地獄蒸し料理の体験です。

調味料やお酒はどうしたかもお伝えしますね。

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地獄蒸し工房 鉄輪でのランチ体験の流れはこんな感じでした!

地獄蒸し料理とは

ここ「地獄蒸し工房 鉄輪」で作ることができる地獄蒸しとは、古くからある料理法です。

火山国日本では各地に温泉は湧き出ていますが、もともとの源泉温度が100℃近い高温の温泉はそれほど多くありません。

別府鉄輪(かんなわ)の温泉の源泉温度は100℃近いため、その熱を利用してこの料理法ができたというわけです。

江戸時代、湯治で長期滞在する旅人たちは宿で自炊する際に、食材を温泉の高温の湯気で蒸して食べていたそうです。

その頃からある料理法を、今こうして観光客の私たちが市営の施設で実際に作って食べて体験できるわけですね^^

実際のランチづくりの体験はこんな風でした

受付の隣でカボチャなどをカットしてもらい、そのまた隣では蒸し時間ごとに3つのざるに食材を載せてもらいました。

スタッフの方にそれぞれのざるを入れて積み上げたかごとキッチンタイマーを渡されて、蒸し釜の方へ。
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この日は暑くて、長袖の上着を着ていたもののとても薄手の上着だったため、スタッフの方に「これだと蒸気が当たるとやけどしちゃうかもしれないからしっかり防御しておきましょうね」と言われて、ゴム手袋の内側にアームカバーもきっちりとはめました。

スタッフの方に丁寧に指導してもらいながら、木のフタを持ち上げて横に置き(これがけっこう重い!)、湯気がもうもうと立ち込める中、金属製のかごを引き上げて、その中に食材の入ったざるを入れます。
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タイマーを30分にセットして渡されて、「まずは7分後に食材を取りに戻ってきてくださいね」と言われました。

7分経って、まずは半熟たまごと豊後牛が蒸し上がりました~!
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「次は15分になったらまた取りに来てね」と言われて、それまでの間にハフハフと豊後牛とたまごをほおばる私たち。

お肉が、脂がのったままでやわらかくて美味しい~♪

サシが入ったお肉を選んで買ったきたものの、蒸すと牛脂が抜けてしまうのかなと思っていましたが、下にクッキングペーパーを敷いてくれているので、脂もそのまま残っていて極上の豊後牛を味わえました。

そうこうしているうちに、半分も食べられていませんがもうタイマーの数字は15分に。蒸し場に取りに行かなくては。

けっこう忙しいです^^;

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15分で蒸し上がったのはハマグリです。
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残りの食材はすべて30分のタイマーが鳴ってから取りに行きました。
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「いも野菜セット」だったので、玉ねぎ以外はかぼちゃ、さつまいも、じゃがいもと、すべて根菜類。

このラインナップでこの量は、二人で食べるのはムリでした^^;
(渡された野菜を見て、蒸す前から薄々感じてはいたことでしたが…^^;)

そういうわけで、頑張って食べましたが最後は私も主人もそれぞれさつまいもを半分残してリタイヤ。

でも、どの根菜もホックホクで甘くておいしかったです。

かなり柔らかくなっていたので、硬めのお芋類が好きな方の場合は、もしかしたら30分じゃなくて25分くらいでちょうどいいかもしれません。

タイマーは自己管理で、一番長時間蒸す食材に合わせて時間をセットしてくれるので、途中で食材を引き上げに行く時間については気を付けてタイマーを見ていないといけません。

取りに行くのをうっかり忘れてしまいそうな方は、スマホのタイマーなどを併せてセットしておくと食べるのに集中できていいかもしれませんよ^^

そういえば、写真を見て思い出しましたが、うちの釜には持ち込みで豊後牛とハマグリの他に、干しシイタケも放り込ませてもらったんですよね。

これは、地獄蒸し工房に来る前に立ち寄ったすぐそばの八百屋さんで買った干しシイタケです。

大分の特産だからと家に持ち帰るお土産の一つとして買ったのですが、主人がふと思いついてこれも2つだけお試しで地獄蒸しにしてもらうことに。

「えー、水で戻してもいない乾物を入れてもムリなんじゃないかな。。」と私は思ったのですが、優しいスタッフさんが「30分めいいっぱい蒸せば大丈夫だと思いますよ~」と言って引き受けてくださって(*´ω`*)。

結局この干しシイタケは、15分経過した時点でかごを引き上げたときに、念のためにと一度スタッフさんがわざわざ水をくぐらせに行ってくださって、30分経った時点ではぎりぎり美味しくいただける状態になっていました。その節はありがとうございました(#^^#)。

食べ終わったあとは、釜の横にあるシンクにお皿やざるを運んで自分たちで洗います。

スタッフの方たちがそばで見守って(?)くださっているので、おそらくスタッフの方たちがやったほうが手っ取り早いだろうとは思うのですが、ここまでやると「自分たちで調理して食べた」感が増すので、お皿洗いまでさせてくださっているのかなと思いました。

工房で調味料はタダで使えるの?

工房では、お醤油、ポン酢、塩の3種類が、無料で誰でも使える調味料として用意されています。

その他、有料ですがマヨネーズなどの小さな一回分の調味料が4種類くらいでセットになったものが100円ほど(受付横でチラッと見ただけなので…うろ覚えです!スミマセン)で売られていました。

調味料ももちろん持ち込み可ですので、ごまだれ、からし、柚子こしょう、ドレッシング、ハーブソルトなど、食材に合ったお好みの調味料を持ち込まれてもいいかと思います。

特に、豚肉にはごまだれが合うと思いますよ~。

私たちは牛肉だったので、シンプルに塩をちょっぴりが一番おいしかったです。

地獄蒸し工房 鉄輪ではお酒は持ち込める?

市営だからなのか、こちらの工房ではお酒は一切禁止です。販売していないだけでなく、持ち込みもダメでした。

お酒が飲めない私には痛くもかゆくもないルールでしたが、食べ物をよりおいしく食べるためのお酒を欠かさない(…^^;)主人にとっては、これはかなり悲しいお知らせだったようです。。。

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