湯島天神のおみくじで大吉が出る確率は?凶がないってホント?
2017/02/02
湯島天神のおみくじで大吉を引いたという話はよく聞きますよね。
それほど湯島天神のおみくじには大吉が数多く入っているんでしょうか。
学問の神様ということで受験生が多く参拝する神社なので、ナーバスになっている受験生たちに余計なストレスを与えずいい気分で波に乗ってもらうためなのかな?
疑問に思ったのでちょっと調べてみました。
湯島天神のおみくじの大吉の確率とその他の並び順
神社のおみくじで大吉が出る確率は、公表されているデータを見てみると数%から30%台のところまでさまざまありますが、一割くらいのところが多いようです。
湯島天神の場合は大吉の出る確率は約20%で、多めの部類に入ります。
5人が湯島天神でおみくじを引くと、そのうちの1人が大吉を引きあてるということですね。
ちなみに、我が家の子供たちは二人とも今年は「吉」を引きました。
二人とも「吉」は下の方の運勢だと思っていたようで、引いた後ビミョーな表情でしたが、実は吉って大吉の次にいい運勢なんですよね。
ご参考までに、運勢のいい方から並べると、
「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」
となります。
私も何度聞いてもすぐに忘れてしまうんですよね。
「大吉」と「中吉・小吉・末吉・凶」の並びはなんとなくわかるのですが、「吉」となると、「ええと、『中吉・小吉・末吉』のどれとどれの間に入るんだっけ?」と混乱してしまい、その度に調べ直しています^^;。
湯島天神のおみくじに凶は入れてないの?
「湯島天神のおみくじには凶は入ってないんじゃないの?」という疑問が娘から出たので、それについても調べてみました。
やっぱり、凶は入れていないようですね。
直接神社の方にお聞きしたという方もいらっしゃいましたが、そもそも大吉を20%以上入れている神社では凶を入れていないところが多いようです。
神社の方針ということなんでしょうか。
凶を引き当ててしまったときのショックに配慮して、という意味合いが強いようです。
たしかに、受験の直前期に「凶」はちょっと動揺してしまいそうですよね^^;。
余談ですが、浅草の浅草寺のおみくじは「凶」の割合が多くて有名です。
外国人観光客が多く参拝するのに、凶が出てせっかくの旅行のウキウキ気分を台無しにしてしまわないかな?と要らぬ心配をしてしまいますよね。
私は外国からのお客さまを浅草寺にご案内したときに、「ここのおみくじはbad luckのくじが多いので引かないようがいいですよ~」と先回りして助言してしまったことがあります^^;。
でも、もともとは神社やお寺のおみくじには吉凶が70%対30%の割合で入っているのが普通だったとのこと。
多くの神社が参拝客に配慮して吉の割合を増やしていったなかで、浅草寺は昔からの伝統を守って割合を変えていないといういきさつがあったそうです。
まとめ
そういうわけで、湯島天神のおみくじは、大吉が20%入っていて凶が入ってないという、参拝客に優しいおみくじだということがわかりました。
伝統を守るか、参拝客への配慮を優先するか、どちらをよしとするかは神社やお寺それぞれかと思いますが、数年に一度くらいしかおみくじを引かない私としては、いい結果が出たほうがやっぱりいいなと思ってしまいます^^;。
でも神社の方のお話によると、吉凶の上から何番目かで一喜一憂するのではなく、おみくじに書かれている内容自体をよく読み込んでほしいとのこと。
おみくじの内容は、おみくじを引いた人へのメッセージ、神様からのご神託なのだから、おみくじで運試しをするよりもそこに書かれているアドバイスに従って精進することのほうが大事なんだそうです。
たしかに、我が家の受験生くんのおみくじには、学業の欄に「努力が第一」と書かれていました。
楽天的で運に頼ろうとしている様子を神様、どこで見てらっしゃるのかな、というドンピシャなメッセージでしたよ^^;。
おみくじでいい結果が出ても悪い結果が出ても、おみくじに書かれているアドバイスを活かせれば、そのまま何もしなかった場合よりも未来はきっとより良いものになるんでしょうね。
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