英検準一級面接の問題はこんな風でした(最初の挨拶の再現もあり)
2016/11/10
英検準一級の二次試験の面接に行ってきました!
と言っても、受けに行ってきたのは私ではなく下の子ですが。
どんな問題が出て、どんな受け答えをしてきたかを帰ってきた息子から根掘り葉掘り聞きましたので、記憶が新しいうちに書き留めておくことにします。
(私も息子も、3歩歩くと忘れちゃうタイプですので。。。)
初めての英検準一級面接を控えた方などに、どんな感じの面接かおおよその雰囲気が伝わるように、息子から聞いたそのままをつらつらと書いていきますね。
英検準一級の面接前
面接室前で順番を待つ間には、他の部屋の面接の様子がかすかに聞こえてきたそうです。
自分がこれから入室する面接室の隣の部屋から外国人の面接官らしき声がしたので、「僕も外国人の面接官だったらいいなー」と思ったとのこと。
「なんで?」と思いましたが、一緒に話を聞いていた上の子が代弁するには、「なんとなく、外国人の先生のほうがやさしく点をつけてくれそう」なんだそうです。
英検1級の面接のときに外国人のにこやかな面接官に2回立て続けに低い点数でばっさりと落とされたトラウマがある私としては「うーん、そうかな?」という感じではありますが、たしかに、日本は減点法で欧米は加点法なので、子供たちはその違いを感じ取っているのかな?とも思いました。
結局息子の面接官の先生は日本人の方だったそうです。
でも、ネイティブばりに綺麗な発音の、優しい女性面接官だったので、それはそれでよかったみたいです。
英検準一級の面接での挨拶
入室第一声の"Hello." "How are you?" のお決まりの挨拶の後は、
"Please introduce yourself."と言われました。
質問をされると思っていた息子は、「自己紹介を」と言われたのが想定外であせってしまい、あまり上手には返答できなかった模様。
でも、自分は高校生であること、部活は卓球部に所属していたことなどを伝えました。
すると面接官の先生はそこから、「卓球は何年くらいやっているの?」「試合には出たことあるの?」とどんどん話題をふくらませて会話をしばらくつないでくださったそうです。
問題カードを見ながらのナレーション
ひと通りのフリートーキングが終わると、イラストが4つ載っているシートを渡されました。
1コマ目は、ドラえもんの空き地のようなところにおじいさんとおばあさんがいるイラストです。
空き地は彼らのpropertyだそうで、そのproperty they ownを他のことに使いたいけれどどうしようか、といったようなことを話しています。
2コマ目では、子供たちが道路で遊んでいて、車に乗った若い女性に注意されているシーン。その様子を見たおじいさんの頭上に電球マーク(いいこと思いついた!というマーク)が浮かびます。
3コマ目では、その空き地はplay spaceとして開放されています。奥で子供たちが遊んでいて、手前におじいさんたちがいる様子が遠近法で描かれているイラストです。
4コマ目では、先ほどの若い女性がおじいさんと話しています。女性の頭上の吹き出しには、ボールで自宅の窓ガラスを割られてしまったシーンが描かれています。
…という4コマイラストを、なんとか説明したそうです。
「どんな言い方した?」と聞くと、
"Next week, the man see children playing on the road, and a woman scolded them."
"The man hit on."
"The man make the property playing space."
"The children were playing."
とか、まぁ知っている言葉でかなりシンプルに説明していたようです。
特に最後のコマは、「女性が思い浮かべているふきだしの中には情景だけしか描かれてなかったから、セリフをつけるのがけっこう難しかった」とのこと。
キーワードとなる文字がまったく書かれていなくてイラストだけだったということですね。
たしかに、息子の説明によると、女性もおじいさんもその場ではただ立っているだけなので、女性が窓ガラスを割られたという過去の状況を第三者として説明するのが4コマ目の回答のメインになりますよね。それは息子には(私にもかな…^^;)ちょっと難易度が高かったかなと思いました。
長くなりましたので、問題カードのナレーションの次のQ&Aについては次回の記事に続きとして書きます。
【続き:英検準一級面接の質問と答えの再現&前日準備や二次試験合格率のこと】