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資格試験

英検準一の合格点は?面接の最古の過去問やコツなども少々。

英検準一の合格点は?

英検準一の二次試験の結果が帰ってきました。

準1級のスピーキング部門の合格基準点は512点(満点は750点)。

息子の面接の点数は550点だったので、なんとか合格でした。

2016年度からCSEスコアというものが導入されたと聞いて「なんのこっちゃ」と思っていたのですが、送られてきた個人成績表を見てなんとなく理解できました。

たとえば2級、準1級、1級の合格基準点はそれぞれ460点、512点、602点となっているのですが、それは固定でずっと変わりません。

そうすると、準1に受かって次に1級を受ける場合でも、惜しくも不合格で再び準1を受ける場合でも、何年も経って英語力が落ちているからと2級から受け直した場合でも、自分の力が前回受験時よりアップしたかダウンしたかは容易に比較できるようになったというわけですね。

今までは、不合格のときには「不合格A」「不合格B」などと点数によって評価が出ていたので、「あとひといき」とか「まだまだ遠い…」だとか判断がつきました。

でも、合格のときには次の級までひといきなのかまだまだなのか、はたまた次の級のレベルをもすでに上回っているのかというのはわからなかったんですよね。いったんリセットされたような感覚で。

とりあえずは、大学受験ももう目前なので、息子の英検チャレンジはいったんここでおしまいです。他の科目がまずいことになってますので^^;

これを読んでくださっている、まだ高校2年生以下の方。

頑張れるようでしたらぜひぜひ高3の夏までに、英検準1、取得しちゃってください。

準1を取得していれば受けられるAO試験などもけっこうあるので、大学受験の選択肢もかなり広がると思いますよ。

英検準一の面接の過去問

過去問といっても、今回の内容は息子の受けた最新バージョンではなく、私が昔受験した最古バージョンの話です^^;

英検2級と1級との差がありすぎるとの声から準1級ができたばかりの年に、第一回目の英検準1級を受けました。

第一回目の準1級は現在の準1級よりかなり易しかった覚えがあります。

そのときの面接で受けた質問で、一つだけ覚えているのが、

面接官:「私が日本のことをあまり知らない外国人だとして、私に『だるま』について説明してください。」

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という質問でした。

紙でできた丸い人形で、目が片方しか入ってなくて、もう片方は願いがかなってから書き入れる、といったようなことを四苦八苦しながら説明した覚えがあります。

当時からやっぱり英検は、学生には学生でもわかりそうな難易度の低いトピックを面接のお題として出す傾向は同じだったんですね。

英検準一の面接のコツ

私が英検準1&1級の対策校で教わったなかから、すぐに使えそうな面接のコツを一つお伝えしますね。

・とにかく間をなるべく空けないで、無言でいる時間を減らす。

「男は黙って…」の日本文化と違い、英語圏では黙っていると「この人は頭がよろしくないのかな」と思われるので、とにかくがんがんしゃべり続けるほうがいいとのこと。

たとえば質問をされてその質問に対する答えを考える間の空白の時間にも、"Well..."とか"I mean,"とかの合いの手というかつなぎの言葉を要所要所で差し挟んで、「私はただぽかーんとしているわけではなく、考えているんですよ」アピールをするべし、とのことでした。

なかでも、面接の練習のときに「とっても使える言い回し!」と思ってその後もちょくちょく使わせて頂いているフレーズは、"That's a tough question."です。

難しめの質問をされて、どうにかして答えようと頭の中を整理するときに使う時間かせぎのフレーズなのですが、"That's a difficult question."だと「それは難しい質問ですね」となるところを、"tough"にすると「それはいい質問ですね」といったニュアンスになって、難しくてお手上げ、と自分を下げるのではなく、相手を褒めるニュアンスが出てよろしいとの説明を受けました。

これだと、多少考え込んでしまっても、自分が劣っているからというよりは質問が良すぎたからだという印象を面接官に与えますので、それほどマイナスにはならないかと思います。

あまり簡単な質問のときに使うと、「?」と思われてしまいますが、ここぞというときによかったら使ってみてくださいね。

あとは、色々なところで言われていることだと思いますが、面接はとにかく笑顔でフレンドリーに、です。

日本人はアティチュード分野でいい評価をもらいにくいと言われていますが、上記2点に気をつけるとアティチュードで「とてもよい」の満点評価をもらえる可能性が増えると思います。

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