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健康

インフルエンザの対策は?特効薬は?予防接種の効果は?

2017/09/21

去年も、9月からすでに東京の足立区でインフルエンザで学級閉鎖になった学校があったと聞いてびっくりしましたが、今年も大田区の学校で9月に学級閉鎖のクラスが出たとニュースで言っていましたね。

「そろそろ冬になるのでインフルエンザ対策を…」などとゆったり構えていましたが、秋に入ったらもう気をつけたほうがいいようです。

インフルエンザの対策と、かかってしまったときの特効薬について、それから予防接種の効果について書いていきます。

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インフルエンザの対策にはどんなものがある?

冬が近づくとインフルエンザの流行が気になる季節に入ってきます。
インフルエンザになってから気をつけても意味がありません。

インフルエンザにかからないようにするには、どんな対策が必要なのか、いくつか予防する為の方法があります。

最初に誰でも簡単にできるインフルエンザ対策としては、帰宅した時に手洗いとうがいをするだけでもインフルエンザ対策になります。

それだけでと思うかもしれませんが、外から帰宅した際にすぐに手洗いとうがいをすることは、シンプルですが一番大切です。

手洗いとうがい以外にも、みなさんそれぞれ色々な対策をされていらっしゃると思いますが、ここ最近で一番効果がてきめんでおすすめしたいインフルエンザ対策をお伝えしますね。

それは、ヨーグルトです。

ヨーグルトの中でもR1ヨーグルトはかなりのインフルエンザ予防になります。

R1ヨーグルトを毎日食べるか、飲むR1ヨーグルトを毎日飲むだけで、インフルエンザにかかる確率がものすごく減ります。

嘘のようですが、意外に良く効くR1ヨーグルトです。

インフルエンザの型にも種類がいくつかあるので、その全てのインフルエンザにR1ヨーグルトが効くものなのか気になりますが、実際にR1ヨーグルトを毎日食べているとどの型のインフルエンザにも効いていると思います。

ただ、R1ヨーグルトを毎日買って飲んだり食べたりすると、お金がかかりますよね。

それを家族全員分、毎年繰り返していると、けっこうなヨーグルト代が必要になってしまいます。

でも、R1ヨーグルトを一つ買って、それをヨーグルト種にしてヨーグルトメーカーを使って自宅で作れば、ヨーグルト代を安く上げることができるんです。

ヨーグルトメーカーというのは牛乳にヨーグルトを入れて発酵させる器具のことで、ヨーグルトメーカー1台で一度に牛乳1パック分のヨーグルトを作ることができます。

出来上がった自家製手作りヨーグルトの成分や効果は、最初に入れたヨーグルト種であるR1ヨーグルトと同じなので、インフルエンザ予防には最適です。

作り方としてはまず、買ってきた牛乳に、飲むR1ヨーグルトを1本入れます。

ヨーグルトメーカーに入れたときにあふれないよう、飲むR1ヨーグルトの量と同じ分量の牛乳を、先に出しておいてくださいね。

その後ヨーグルトメーカーで一晩置くと次の日にはヨーグルトが出来上がっているので、ある程度冷えてから冷蔵庫に入れておくと、後はヨーグルトを食べたい時に1日200cc程度食べ続ければいいだけです。

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ヨーグルトメーカーで出来上がったヨーグルトの中からカップ1杯分のヨーグルトを残しておき、次に作る牛乳に加えてまた一晩ヨーグルトメーカーで置いておけば、また翌日もヨーグルトが完成します。

2回目以降は牛乳1パックを買い足すだけで、作ったヨーグルトを毎回カップ一杯分新しい牛乳に入れることを繰り返せば、ずっとR1ヨーグルトを作り続けることができます。

ちょっとせこいワザですが、主婦の知恵として友達に教えてもらいましたのでご紹介させていただきました。

インフルエンザの特効薬について

インフルエンザにかかった場合には病院で特効薬を貰うことになりますが、どんな特効薬があるのでしょうか。

現在使われているものには、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタなどがあります。

昔から病院で処方される薬としてはタミフルが一般的です。タミフルは1日2回、5日間服用します。タミフルを飲み終わる頃には、インフルエンザ特有の高熱も下がり元気になっています。

ただし、ウイルスをまだ持っているので熱が下がってから2日間は外出禁止となります。
この場合、いくら元気だったとしても仕事にも行くことができません。

タミフルは、もらった日数分の薬を飲み終えないといけません。

タミフルの次によく耳にする特効薬はリレンザです。

リレンザも、タミフル同様1日2回、5日間服用する特効薬です。

イナビルは、病院で処方されるインフルエンザ用の薬ですが、その場で鼻から吸引するだけで、翌日には高熱が下がり、最初の1回だけ鼻から吸うだけで効きます。

最初の1回だけということで継続する必要がなく、そのまま普通の生活をしても問題はありませんので、薬の摂り忘れが心配な方などに向いている特効薬といえます。

この他、タミフルやリレンザほど一般的には知られていませんが、ラピアクタという特効薬もあります。

こちらは点滴で、吸入や飲み薬の服用ができなくなっているような患者さんに使われています。

インフルエンザの予防接種はほんとに効果ある?

インフルエンザにかかってしまう前にインフルエンザワクチンをあらかじめ接種して抗体を体につくるための予防接種ですが、実際のところ予防接種にはほんとうに効果があるのか気になるところですよね。

予防接種をしておけば、基本的にインフルエンザにかかる率は大きく下がります。

【参考:インフルエンザの予防接種は受験生は2回?する時期は?家族は?

予防接種をしたインフルエンザの型と、実際にその年に流行るインフルエンザの型が一致しなかったら効果がなくなってしまうので、インフルエンザワクチンは様々な情報にもとづいて今年の流行の予測をおこない、一番流行る可能性の高いワクチン株をブレンドして作られています。

近年では、このワクチンが3株から4株をブレンドしたものへと変更したため、より多くの種類のインフルエンザを予防できるようになっています。

まとめ

特効薬や予防接種など、いくつもの効果のある薬が利用できるようになってきてはいますが、やはり基本はかかりにくい身体づくりが大切です。

今回はそのほかに、インフルエンザ対策の一つであるR1ヨーグルトのおトクな利用方法もご紹介しました。

お役に立てれば幸いです。

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