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初節句のお返しをする際のマナーとは?どんな品物がいい?メッセージの文例は?

2017/02/04

子供の初節句をお祝いした際に親戚や友人などにお祝いをいただいたら、どんなお返しをするのがマナーなのでしょうか。

実は、あたり前と思ってしたことが、逆にマナー違反となっている場合もあるんです。

相手の方に気を遣わせない初節句のお返しのマナーとは、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

その他、お返しの品物にはこんな物がありますよという一例と、お返しの品につけるメッセージの書き方なども併せてお伝えしますね。

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初節句のお返しをするときのマナーは?

初節句のお祝いを頂いたら、お返しをするときには気をつけなければいけないことがあります。

最初の1人目の子の時は、お祝いをもらうのも初めてになりますし、そのお返しをするのも初めてのことですよね。

お祝いのお返しにはマナーがありますので、そのマナーをしっかりと把握して、相手に失礼がないようにしなければいけません。

実は、初節句の時にみんなをお招きして食事会などをすることができれば、その食事会自体がお祝いのお返しとなるんです。

つまり、食事会に呼んだ人には、基本的にはお返しをしなくても大丈夫なのです。

逆に、食事会にお招きした上にさらに別途お返しをすると、相手に気を遣わせることにもなりかねません。

ただし食事会の時には、お返しというほどのものではありませんが、お土産代わりにお赤飯などのちょっとした品物を持ち帰ってもらうと喜ばれます。

食事会などに呼んでいない方からのお祝いに対してのお返しとしては、最近では商品券や、相手に商品を選んでもらうような商品カタログを渡す場合もあります。

お祝いのお返しには、いただいた金額の1/3程度のお返しをするのが一般的です。

それ以上でも以下でも相手に対して失礼になってしまうので、金額はこのくらいが相場と覚えておいてくださいね。

お返しの時期は、お祝いをいただいて、祝い事をしたあと1週間以内にお返しをするのがベストな時期のようです。

初節句のお返しはどんな品物が喜ばれるの?

初節句のお返しにはどんな品物を贈ればいいのか、初めてのときには悩みますよね。

両親などに相談して、内祝いはどんな品物を返せばいいのかを聞いてから決めてもいいと思います。

年配の方たちは今までに内祝いを何度もいただいた経験があるはずなので、一般的なものや、もらって嬉しかったものなどもし覚えていたら教えてもらえればラッキーですよね。

迷った場合には、人気の商品をお返しとして贈ると喜ばれます。

いただいたお祝い金の金額によってもお返しできる品物は違ってきますので、一概にはこれがいいと言うことはできませんが、お勧めのものをいくつか挙げますね。

まずは、子供の名前入りの日本茶セット。

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高級感がある入れ物に入れてあって、なおかつ子供の名前入りとなるので、受け取った側にとっても、上品なお茶をいただいて茶菓子と一緒に家族で飲むことができるので嬉しいものです。

同様に、名前入りのお菓子などもいいと思います。

これら二品のように、あとあと残るものではなく、家族で食べたり飲んだりできる品物をお返しとして送ったほうが、相手の方には喜ばれます。

カタログ本などを渡してから相手が好みの物を自分で選べるようなシステムも、人気のお返しです。

あとは、名前と写真入りのお米などもお勧めです。

お米ならどの家庭でも毎日食べる主食ですし、もらって困ることはまずありません。

使ったり食べたりした後に残らないもの

もしくは、

相手が欲しいものを選べるシステム

このいずれかなら間違いはなさそうですね。

両親や親せきへの初節句のお返しにつけるお礼状の文例

初節句を迎え、いろいろな方からお祝いを頂いた場合、お祝い返しと一緒に送るお礼状を書くことになります。

そこで、お礼状を書くときの注意点と一般的な例文を見てみたいと思います。

まず、お礼状は1日でも早く書くことです。

早ければ早いほど相手に好印象を与えます。

お礼状の文例としては、まずは文中には子どもの近況報告は入れてくださいね。

「おかげさまで、よくミルクを飲んでよく眠ってくれる子です。」
「最近は首もすわり、寝返りももうすぐかなと心待ちにしているところです。」

など、最近の子どもの様子をお伝えします。

そのほかには、相手の好意に対するお礼もしっかりと書くことが大切です。

「かわいいお洋服をありがとうございました。これを着せて一緒にお出かけするようになるのが楽しみです。」

などと頂いたものについて言及すれば、より感謝の気持ちが伝えられると思います。

まとめますと、

拝啓

子どもの近況報告

相手の好意に対するお礼の言葉

敬具

名前

といった流れでお礼状を書くことが必要です。

たとえ両親や親戚といった親しい間柄の相手でも、このようにきちんとしたお礼文を書かなければいけません。

親しき仲にも礼儀ありというように、お祝いに対してのお礼状の場合はしっかりと書いてくださいね。

相手に対して、近況報告と好意に対する感謝の気持ちを込めることも大事です。

まとめ

頂いたお祝いに対し、誠意あるお祝い返しとお礼状を書くのは大切なことです。

難しく考えなくてもいいので、「ああ、お祝いをあげて良かったな」と相手の方に感じていただけるように、心を込めてお返しは差し上げたいものですね。

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