暮らしのさじかげん

暮らしのなかの「なぜ?」「なるほど!」をシェアします。

健康

胃潰瘍とはどんな病気?食べれるものは?どんな食事がいいの?

胃潰瘍とは例えていうとどんな状態か

今回行った病院では、お医者さまが息子にわかりやすく比喩で胃潰瘍の説明をしてくださいました。

コンクリートの上で転んだときに手をついて、手の皮がずるむけになったとしますよね。

でも、毎日の炊事はしなくてはならないので、薬もばんそうこもつけずに傷がむき出しになったまま、一日何度もお皿洗いをしている、そんな状態なのだそうです。

何らかの原因で胃の粘膜が胃酸にやられてしまって、その状態で毎日毎日、食事やおやつの消化活動を繰り返しさせているんですね。食べ物で傷をえぐっているような状態なんですね。

胃潰瘍でも食べられるものは?食事は気をつけすぎてもNGなのかも

今回息子は何が食べられるとか、逆に食べてはいけないものなど、食事指導は特に何もされなかったそうです。
軽い胃潰瘍だったということなんでしょうか。ひとまずほっとしました。

でも、受験生で家に帰るのが遅いこともあって、学校の売店カップ麺だとかコンビニの唐揚げや菓子パンだとか、胃腸にいいわけはないだろうなぁと思うような食生活寄りになっていたことはたしかなので、せめて家で食べる食べ物には今よりは気をつけてやらなくてはと母は反省。

子供は胃腸をやられても、修復力が強いので大人よりあれこれ気をつけなくても基本的には大丈夫だそうなんですが、今回はお腹がゆるいのが数か月も続いているので、それにはあてはまらないかな、と。

もともと私自身が胃ではないですが腸が弱いため、なるべく消化にいいものを食べるという考えではあったのですが、消化にいい食事って、お粥とか、おうどんとか、どちらかというと栄養たっぷりというよりは炭水化物が多めな食事というイメージなんですよね。

なので、自分は消化がいいめのものを食べるとしても、成長期の子の食事には(胃に負担をかけてでも?!)タンパク質たっぷりで食が進むがっつり系のものを選びがちでした。

スポンサードリンク

それで、胃腸が弱っている人向けの消化にいい食べ物を確認しようと、胃潰瘍にもOKな食材とNGな食材のリストなどを調べてみましたが、けっこうOK食材のほうに「えっ?胃腸に負担かかりそうだけどこれがOKなの?」と思ってしまったものがありました。

消化の良さだけでなく、同時に栄養素を十分にとることも必要なんだな、とあらためて気づきました。

★調べてわかったこと(言わずもがなのものもありますが…)

・基本的には脂質が多いものを避けるようだが、食べてOKなもののリストのなかに「牛乳、バター、クリーム、チーズ」なども入っている。
→乳脂肪系の脂質はOKということ?ナゾです。。

・食物繊維が多めのものは避ける。
→れんこんやごぼうなど、もともと好きではないので逆に喜ばれそうです。。

・香辛料、炭酸などの刺激物は避ける
→これも、もともとまだあまり辛いものは苦手です。炭酸は言っておかなくちゃ。

・空腹時にお腹の痛みが増すので、症状がひどいうちにはあまり空腹にはさせないように食事の量を減らして回数を増やす。
→たしかに、空腹時のほうが痛いと言っていました。

色々調べてみて結局、何がOKか、何がNGか、を細かく考えるよりも、

似たような複数の食材で迷ったら、より油っ気が少なめなほう、繊維質が少なめなほうを選ぶ。

を基本に買い物をして、

とにかく柔らかめに調理する

だけで大丈夫!という結論にいたりました。

幸か不幸か、煮込みすぎて食材をクタクタにしてしまうのは昔から得意でした(エヘン?!)

赤ちゃん食のおさらい、老人食の予習と思ってがんばろう。

スポンサードリンク

-健康
-