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賞味期限は調味料の場合は?マヨネーズは?ケチャップは?

賞味期限は調味料にはほんとにないの?

「調味料には賞味期限はないから大丈夫!」と思っている方ってけっこう多いみたいですね。

「あれって一応書いてあるだけでしょう?」みたいな…(;^_^A アセアセ・・・

そうは思っていなかったとしても、腐る前に食べなくては、という危機感が調味料の場合はあまりないので、「うっかり忘れてて…」の単位が何日や何か月ではなく、「何年」単位になってしまうんですよね。

主婦仲間にちょっとスパイス類の賞味期限切れの話をすると、「私なんて3年超え!」「いやいや、うちなんて8年越えのがこの間あったわよ!」という感じでみんなに返されて、あっという間にグングン最長記録が更新されたりもしてます。。

この記事では、先日のテレビ番組で主婦の方たちが「賞味期限が切れてもずっとそのまま使い続けている」と話されていた調味料のなかの二つ、マヨネーズとケチャップをピックアップします。

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賞味期限 マヨネーズ編

マヨネーズは「冷蔵庫に入れて保存しなくても常温でも大丈夫」というのがだいぶ常識として知れ渡ってきましたが、その分、常温でいったいどこまで大丈夫なのか分かって使わないと、傷んでしまった場合には怖いですよね。

そういう私は、常温保存OKを知る前はせっせと冷蔵庫にしまって「これでずっと大丈夫!」と安心しきっていたのですが(冷蔵庫過信派です。。)、常温保存するようになって逆にいつ腐るか不安を感じるようになり、賞味期限を確認してみたという経緯があります。

マヨネーズの賞味期限

マヨネーズは、未開封状態での賞味期限は約1年です。

主原料はほぼお酢と卵と油だけというナチュラルさでありながら長期常温保存が可能というのはなんだか不思議に感じますよね。

これは、酸化しやすい油を卵が包み込んでガードして、その卵を殺菌作用の強いお酢がさらに包み込んでガードするという、赤ちゃんを守っているお母さんをさらにお父さんが守っているかのような安心の3重構造で成り立っているものなんです。

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さらに卵とお酢もお互いを守り合い、保存料なしで長期間腐らずに保存が出来ているわけです。

開封後の賞味期限

開封後は1ヶ月が使用の目安と書いてあるものが多いですが、実際には開封後数か月過ぎても、特に体には問題はありません。

ただし、これはよく攪拌(かくはん)されてそれぞれの粒が良く混ざり合っている状態の間のこと。

マヨネーズは分離してきたら殺菌力は大幅に落ちているので、見た目が分離して見えたりにおいの変化があれば、それ以上の使用はやめておきましょう。

賞味期限 ケチャップ編

マヨネーズと共に永遠にもつかのように考えられることの多いケチャップは、やはり開封前1年、開封後1ヶ月以内に使用という表示があるものが多いです。

ケチャップにしても、マヨネーズにしても、いったん開けたら1ヶ月で使い切るというのは、ケチャップ料理が好きな子供世代が多かったりマヨラーが家族にいたりしないかぎり、けっこう難しいですよね。

でも、ケチャップは昔使われていた保存料が最近は使わないで製造されることが多くなっているそうなので、

・冷蔵庫で保存

・早めに使い切れる量の小さめサイズを買う

に気をつけて、できれば開封後2ヶ月ほどでがんばって使い切ったほうがいいと思います。

でも実際には、特に極端な例でいうと「1年経って使ったけど誰もお腹をこわさなかった」「2年くらい常温でおいていて大丈夫だった」というチャレンジャーな方たちもいるくらいなので、保存状態にもよりますが、実際に食べられる期間はもうちょっと長いのかなとは思います。

でもやはりケチャップもマヨネーズ同様、見た目が変わっていたり、においに変化があれば使用は控えたほうがいいでしょう。

どちらも保存する際には光や熱に気をつけてくださいね。

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