クリスマスのチキンの由来と名前は?食べるのは日本だけなの?
2017/02/04
クリスマスのごちそうのメインといえば、
まっさきに思い浮かぶのはやっぱりチキンですよね。
でも、なぜクリスマスにチキンを食べるようになったのでしょうか。
日本ではクリスマスにチキンを食べるのはポピュラーですが、他の国でははたしてどうなのでしょうか。
クリスマスにチキンを食べるようになった由来と、クリスマスに食べるチキンのメニュー名、日本以外の国ではクリスマスにチキンを食べるかなど、分かっているようで人に訊かれると意外と答えられないクリスマス&チキンのQ&Aを書きました。
お子さんに質問されたときなどの参考になさってくださいね^^
クリスマスにチキンを食べるようになったそもそもの由来は?
もともとは、アメリカにピューリタン(清教徒)たちが移り住んで、最初のハーベスト(収穫祭)でターキー(七面鳥)を食べたのがはじまりといわれています。
アメリカやカナダで、ハーベストとクリスマスにターキーを食べる風習が広まり、ヨーロッパでもクリスマスにターキーを食べるようになって、
その習慣が日本に伝わってきたそうです。
でも、ターキーは日本では手に入りにくい食材なので、より手に入りやすいチキンが代用品として広まりました。
クリスマスチキンの名前は?何ていう料理?
クリスマスのチキン料理、そう、よく絵本や童話のクリスマスのシーンに登場する、あのどどーんと大きな鶏の丸焼き。
何て言う名前だったか覚えていますか?あれは、ローストチキンです。
一羽まるごとをオーブンで焼く料理ですが、日本の家庭ではオーブンがないお家も多いですよね。
なので、日本ではずっと、鶏ももで作ったローストチキンを買ってくる派が主流でしたが、最近では丸鶏をオーブンやダッチオーブンで自分でローストする本格派の人たちも増えているようです。
私の知り合いに、腕をふるって一羽まるごとのローストチキンを作ったのに子供が怖がっちゃって食べてくれなかったの~、と嘆いていた人がいました。がんばった分、これはショックですよね。。
漬け込んでおいた鶏ももをフライパンで蒸し焼きにしたり、鍋でシチューなどの煮込み料理をするご家庭も多いようです。
クリスマスチキンとひとくちに言っても、みなさん各家庭で色々と工夫されているんですね。
クリスマスにチキンを食べるのは日本だけなの?
クリスマスにチキンを食べるのは、日本の人たちだけです。
どうしてかというと、この風習を日本に定着させたのは日本国内のケンタ(ケンタッキー・フライドチキン、KFC)だからです。ケンタの公式ホームページのQ&Aでそう説明されています。
外国人のお客さまが、日本では母国のようにターキーが手に入らないからと、代わりにチキンを食べに来たのを知った社員の方たちが、「クリスマスにはケンタッキー」を広めようとしたそうです。
まとめ
なんだかあたり前のように「クリスマスにはチキン」と思っていましたが、こんないきさつがあったのですね。
海外のものを積極的に取り入れて、自国流にアレンジする日本人ならではの風習かもしれませんね。