暮らしのさじかげん

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夏の行事

お中元を義実家や実家に送るのはあり?友達には?会社関係者には?

お中元を身内である夫の実家や自分の実家に送るのって普通のことなんだろうか?

…って悩んだことはありませんか?

私はありました。

普通みんなは義実家や実家へのお中元をどうしているか、我が家の場合や、今まで私の周りの主婦の方たちに聞いてみたケースをお伝えしますね。

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お中元を身内である義実家の両親や自分の実家に送るのって普通なの?!

私は結婚した頃、お中元やお歳暮はお世話になった外部の方に贈るものと思っていて、身内に贈るという感覚はまったくありませんでした。

ところが結婚して勤めはじめた勤務先の先輩で「お中元やお歳暮は自分の実家の母親と主人の実家の母親だけに送っているわよ」という方がいて、「身内に贈るのもありなんだ!」とびっくりしたことがありました。

その頃は、私の実家からも主人の実家からも遠く離れた主人の転勤先に二人だけで住んでいたので、せめて主人の実家には送るべきなのかなとちょっと悩んみました。

でも、結論から言うと、私はお中元を義実家や自分の実家には送っていません。

もともと、母の日や父の日にはプレゼントを贈っていましたが、それでも毎回「こんなことしなくていいのに~。あんまり気を遣ったりしないで。」と言われていましたし、夏の休暇や年末年始などには帰省していたので、これ以上何かするのは必要ないかなと思ったのと、

やっぱり「これだけ親しい間柄でお中元やお歳暮を贈るのは他人行儀じゃないかな?」という気持ちがどうしてもぬぐえなかったからです。

その後、周りの主婦たちに身内へのお中元について訊いてみる機会が何度かありましたが、

普段から親しくやりとりしてるし、物をあげたりもらったりもひんぱんな間柄だから、あえてお中元とかしなくてもいいんじゃない?

という派と、

日頃一番お世話になっている人たちだから真っ先に(もしくは親たちにだけ)贈っている

という派に真っ二つに分かれました。

それぞれの意見は次のとおりです。

「義実家や実家に贈らない」派

・家族内でお中元のやりとりをしたりはしないから、その延長なので必要ない。

・家が近くしょっちゅう会っているので、あらためてのご挨拶的な贈り物は不要。

「義実家や実家に贈ってるよ!」派

・普通は、毎日何かとお世話になる人にお中元はあげるもので、義実家には子供たちがとてもお世話になっているから。

・遠く離れていて普段なかなか会う機会もないから、季節のご挨拶として。

・実家では身内とやりとりしていなかったけど、夫の実家では贈るものだったので、義実家にだけ贈っている。

などという意見がありました。

実際に周りの方たちに訊いてみると、お中元を義実家や実家に贈っていてそれが当たり前だと思っている方たちもいれば、私のように贈っていなくてそれが普通だと思っている方たちもいました。

贈る、贈らないの事情はそれぞれケースバイケースだと思いますが、周りの方たちの話をまとめると、

・義実家や実家にお中元を贈るのが普通だと思っている人たちもいれば、あげないものだと思っている人たちもいて、正解はない。

・自分の実家や夫の実家に、身内にお中元を贈る風習があればそれに合わせる。

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・遠方に住んでいて普段あまり親孝行ができない場合、また、逆に子供たちを預けたりなどしょっちゅう世話になっている場合には、贈る人が多い。

という結論でした。

ご自分の場合と照らし合わせてみて、もし「贈ろう」ということになった場合、義実家のお中元の時期に合わせて贈るということと、いったん贈り始めたら途中でストップせずに毎年贈るほうが望ましいということだけは、心にとめておいてくださいね。

お中元を仲のいい友達に送るのはあり?

お中元は親しいお世話になっている人に贈るのが一般的ですが、仲の良い友人にお中元を贈るというのはどうなのでしょうか。

お世話になっている上司や両親に対してお中元を贈る人は多くいますが、親しい友人にお中元を贈る人はそう多くはありません。

ただ、家族ぐるみで付き合いがあったりした場合は、お中元を贈っても問題はありません。

それだけ普段から親交がある友人家族であれば、お世話になっている人ということですから、普段のお礼としてお中元を贈っても問題はありません。

お友達に贈るお中元だからといって、特別に変わったものを贈る必要はありませんし、他の方に贈るときと同じように、相手が喜びそうなお中元を贈ることが重要です。

友人でも、相手が望んでいるお中元を贈ることができなければ、贈る意味が薄れてしまいます。

なんでも良いから贈れば良いというわけではなく、友人だからこそ、喜びそうな商品がわかるはずです。

友達に贈る場合は、出来る限り相手が喜びそうなお中元を贈ってあげてくださいね。

お中元を会社関係者に送るときのマナーは?

お中元を贈る相手が家族や友人であれば、そこまでマナーを気にする必要はありません。

相手に喜んでもらえる品物であるかどうかのほうが大切です。

でも、お中元を贈る相手が会社関係の方の場合は、ちょっと注意が必要になります。

仕事に差し障りがあってもいけませんので、最低限のマナーには沿った上で差しあげた方がいいと思います。

まず、手渡しか、郵送でもいいかという点についてです。

会社関係でお得意様に贈る場合は、遠方の会社などもありますので、ギフト品を選んで宅急便などの郵送で送ってしまっても、現代では特に問題はありません。

でも、近場の会社関係の方でしたら、直接お中元をもって訪問すると喜ばれます。

贈る時期にも気を付けてくださいね。

さまざまな地域にお客がいらっしゃる会社の場合は、その地域ごとで贈る時期が違いますので、その点も考慮しながらそれぞれの方にお中元を贈ってください。

会社関係に贈る場合の相場としては、5000円から10000円というのが一般的です。

きちんとした会社からのお中元として、表書きなども正式に会社からのお中元ということがわかるように購入先で書いてもらってください。

最後に、贈る商品についてのマナーとしては、相手の会社の社員の方に贈ることになりますので、お菓子の詰め合わせやジュース類など、社内で皆で分け合いながら食べたり飲んだりできるような商品を送ったほうが喜ばれます。

自分の会社の上司に贈る場合には、上の限りではありませんが、今では虚礼廃止で社内でお中元・お歳暮を贈るのは禁止になっている会社が多いので、社内でお世話になっている方に贈りたい場合には、先輩社員はお中元などをどうしているかという社内的な風習を知った上で贈ってくださいね。

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