バレンタインの世話チョコって?義理チョコとは違う?お返しは?
2017/02/04
最近はバレンタインデーにもらうチョコにも、聞いたことのない色んな言い方が次々と出てきています。
「義理チョコ」「友チョコ」まではわかるけど…「世話チョコ」って何だろう?
義理チョコをもらったときには今までお返しをしていたけど、「これは世話チョコです」と言ってくれた場合には、お返しするのは変?それとも当然?
チョコの区別とお返しのマナーで困っているあなたに、世話チョコと義理チョコの微妙なニュアンスの違いを説明しますね。
バレンタインの世話チョコって一体何?
バレンタインの時に女性が渡すチョコにはいくつか種類があります。
そのなかには、本命にあげる本命チョコ、義理であげる義理チョコ、最近でてきた世話チョコ、というものがあります。
では、ここでいう世話チョコというものはどういう物でしょうか?
WEB辞書にも載っている世話チョコとは、お世話になった人にバレンタインデーの時に送るチョコレートの事です。
会社の上司や、知人で色々とお世話になって人に送るチョコが世話チョコです。
会社の同僚などにあげるチョコとは違います。
あくまでも、会社の上司や先輩に今までお世話になってきた人にあげるチョコとなります。
(あ、ちなみに家族に送るチョコの事はファミチョコといいます。)
本命ほど重要ではありませんが、日頃お世話になった人にあげるチョコなので、感謝の気持ちは非常に強く、本命の次に重要なチョコです。
学生であれば、学校の先生などにあげるチョコは世話チョコになります。
バレンタインデーの時に贈る贈答品の一種と考えて間違いないでしょう。
世話チョコを貰った方は、相手がお世話になってきたということがわかりますし、人間関係を円滑にするためにも、重要なチョコとなります。
それにしても、最近の女性は大変です。。
本命以外にも、色々とあげないといけない人がいて、バレンタインデーのときには、予算とにらめっこしながら誰にあげるべきか悩むところですね。
世話チョコと義理チョコに違いはあるの?
世話チョコに関しては、前節で詳しく書きましたが、義理チョコの場合と何が違うのでしょうか?
義理チョコは、あくまでも同じ職場や親しい異性の友人に対してあげるチョコレートになると思います。
この場合は、愛情はありませんし、お世話になったという感覚もないと思います。
会社で言うと、同じ職場の男性全員にあげるチョコなどは義理チョコで、特にお世話になった上司や先輩にあげるチョコは世話チョコになります。
この切り分けは、あくまでも本人の主観による判断で変わってきます。
好きでもない上司の場合は、他の同僚男性にあげるチョコと同じように義理チョコとしてあげますし、公私共にお世話になったような上司や先輩には、世話チョコをあげることになります。
チョコレート業界内の思惑もありまして、今までは義理チョコか本命チョコがほとんどでしたが、女性側からしたら、お世話になった上司や先輩などには義理チョコでもなく本命チョコでもない、義理チョコよりも少し豪華なチョコで本命よりは価格が下がるチョコをあげたい人も多かったともいます。
そんな女性が、お世話になった人に失礼のないようにあげやすいチョコとして、世話チョコが登場してきた経緯があります。
世話チョコにもお返しは必要?
世話チョコを受け取った場合は、お返しをしなければいけないのでしょうか?
世話チョコというものは、渡す側がお世話になった人へ贈るチョコレートで贈呈品のような感覚がありますので、お返しをする必要は無いようにも思えますよね。
一般的には、バレンタインデーの女性からチョコレートをもらった場合、ホワイトデーにお返しをしないといけません。
本命の彼女や、相手が好意を抱いてくれて貰うチョコにはお返しは必要ですが、世話チョコの場合お返しは必要なのでしょうか。
世話チョコを貰った場合は、お返しは必要です。
通常、お祝いなどで贈呈品を頂いた時でもお返しはします。
それと似たような感じで、相手から貰ったチョコレートと同額程度の品物はお返しで贈った方が良いです。
このときに気をつけなければいけなのが、貰った相手に彼氏などがいるような場合は、直ぐになくなるものを贈る気遣いが必要です。
できれば食べ物を贈ると良いでしょう。
できるだけ形が残らないものを、お返しで贈るようにしてください。
間違いがないのは、相手に彼氏がいるかいないかに関係なく、直ぐになくなる品物を送る方がいいでしょう。
まとめ
義理チョコにしても、世話チョコにしても、贈る女性側も大変ですが、もらってお返しをする男性側も大変ですよね。
じゃあ、すべてなくしてしまえばいいかというと、もう日本では年中行事の一つとして定着してしまった感がありますし、これはこれで楽しめればいいのかなという気もします。
甘いものが苦手な方などは、ムリに甘いものでお返しを考えなくても、お煎餅でも、紅茶でも、ご自身が美味しいものとそうでないものが少しはわかるようなジャンルの飲食物から選んでもいいと思います。
それでもさっぱりでお手上げ、という方は、デパ地下で売り場の方に相談してみてください。
予算と間柄にぴったりのお返しをみつくろってもらえますよ。