花粉症で肌荒れになったら何科へ行く?これもアトピー?改善法は?
「花粉症」といえば、普通は鼻や目に症状が出ますよね。
なのに、なぜか花粉の時期になるとおもに肌荒れがすごいことになっていた我が家の上の子。
最近では時折、「私もそうなの~」と共感してくれる人に出会えるようになりましたが、当時はまわりに似た症状の子はいなくて、「なぜ?」と一人で困っていました。
(あ、もちろん本人のほうがずっと困っていたと思いますが、病院選びで困っていたのは私だけでしたので^^;)
ですので、この記事が少しでも同じような症状に悩む方の参考になれば幸いです。
花粉症の時期になると出る肌荒れは何科に行けばいいの?
花粉が飛び始めると肌荒れになるというのは、最近では時々耳にするようになりました。
肌荒れといっても、目をこするから目の周りがこすりすぎで炎症を起こしたりだとか、鼻をかみすぎて小鼻が赤くなって…という肌荒れもありますが、我が家の娘の場合は別の次元の肌荒れでした。
結論から言うと、目のこすりすぎ、鼻のかみすぎによる肌荒れでしたら、眼科や耳鼻科でお医者さんにお伝えすれば、肌荒れ用の軽めの軟膏などを出してもらえます。
肌の内側からではなく、外部から刺激を与えすぎたせいで起こった肌の外側の炎症なので、鼻をかんだりするたびにこまめにぬり直して肌表面をガードすれば、肌荒れはかなり抑えられると思いますよ。
一方、うちの娘の肌荒れは、なんと表現したらいいか…花粉に反応して顔の肌全体がシワシワっとなってしまったような感じで、初めて見たときは、「親の私より皴っぽくなっちゃうなんて…!(T_T)」とけっこうショックでした。
小学生の頃にその症状が出始めてから、年によって小児科、耳鼻科、アレルギー科、皮膚科と病院ジプシーをしましたが、娘の場合はそのなかでは皮膚科が一番症状改善には良かったと思います。
小児科は、もともとアトピー肌自体の改善に対しても、皮膚科と違って「薬よりも生活改善を中心に」という方針のところが多いため、薬は弱めのものしか出してもらえず、かなり生活に気をつけなければいけないのが難しくてなかなか改善せず…。
アレルギー科は、「娘の肌荒れも下の子の鼻炎その他の症状も、ぜんぶまとめて治してくれそう♪」とかなり期待をして行ったのですが、そもそもの皮膚の塗り薬の選択肢がとても少なくて驚きました。
やはり出されたのは弱めの薬で、あまり症状は改善しませんでした。
結局「餅は餅屋」ということでしょうか、皮膚の悩みはやはり皮膚科にかかるのが一番症状に合わせた飲み薬と塗り薬を処方してもらえて、改善が早かったです。
花粉症の時期の肌荒れもアトピーの一種?
花粉症の時期に出る顔全体がシワシワっとした肌荒れは、いつものアトピーの症状とはまた違うので、アトピーとは全く別の病気のようにとらえていました。
でも、アトピーの人の約40%が花粉による鼻炎にも悩んでいるとおっしゃるお医者さんもいるので、肌荒れもやはり、色々なものに対してアレルギー反応を起こしてしまいやすいアトピー患者ならではの花粉への反応のひとつなのかもしれません。
花粉症の時期の肌荒れは、アトピー性皮膚炎とは違うけれど、アトピー性皮膚炎の人は花粉症にもなりやすく、なった場合に一番弱い皮膚に症状として出てくる場合もある、と私は今ではとらえています。
花粉症による肌荒れの改善法
前々章でも書いたように、花粉で起こった肌荒れは、皮膚科で処方される飲み薬や塗り薬で比較的早いうちに改善されます。
あとは、我が家の娘の場合は、症状が出る春と秋のシーズンには、マスクをずっとつけています。
高校生くらいから、花粉が飛んでいる、と自分で感じ取れる期間中は毎日必ずマスクをしているのですが、そうするようになってから一段と花粉症の症状が減ったように感じています。
もしも、花粉症で肌荒れを起こしているのが小さいお子さんで、マスクをつけるのを嫌がるようでしたら、鼻にワセリンを綿棒などで塗ってあげても、体内に入ってくる花粉の量がぐんと減るので花粉症の諸症状を軽減させるのに有効です。
試してみてくださいね。