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インフルエンザの副作用の腫れや発疹やかゆみはどれくらいでひく?

インフルエンザの副作用で顔が腫れた!仕事はどうする?

私の実家の妹の話です。

この冬、数年ぶりにインフルエンザの予防接種を受けたところ、翌々日から顔中が腫れて大変なことになったそうです。

その翌日になっても腫れがひかないので病院に駆け込んだところ、副作用の可能性が高いとのこと。

おそらく数日でひくでしょうとは言われたものの、その日はクライアントさんとの大切な打ち合わせと、その後そのクライアントさんとの打ち上げもあって、すっぴんにマスクはキツイなぁ…どうしたものか…と困っていました。

結局悩んだ末、肌には負担かもしれませんがかる~くお化粧をして出社し、打ち合わせ中はマスクをつけて、打ち上げのときは食べないといけないのでマスクを外すことにしました。

打ち上げ中は、お酒が入るとほどなくみんな酔っぱらってきて、赤ら顔になってきている人もいたため、一滴も飲んでいない赤ら顔の妹もあまり目立たなくなってよかったそうです。

そのまた翌日になるとやっと顔の腫れもひいてきたそうなので、副作用で腫れた場合は2、3日のガマンが必要そうですね。

とはいえ、腫れている期間中の妹は、顔はかゆいし、目はお岩さんだし、肌は硬くなってぶつぶつザラザラしていたし、一生このまま治らないんじゃないかとドキドキしていたそうですが^^;。

インフルエンザの副作用は何時間くらいで出てくるの?

インフルエンザの副作用は、24時間以内に出るのが普通らしいですが、妹の場合は48時間経ってから出てきています。

なので、もしやこれはインフルエンザ予防接種のせいではなくて何か別のアレルギーを発症してしまったのではと心配したそうですが、数日でひいたので、やはりあの注射の影響だったようだとわかったそうです。

じんましんだけでなく、熱やら倦怠感、吐き気などの症状が一気に出て、それはそれはびっくりしたと言っていました。

もともと予防接種が苦手でずっと受けずにいたけれど、最近になって何があっても休めない仕事に就いたため、今年は頑張って久しぶりに注射をしてもらいに行き、これからは毎年受けようと心に決めた矢先のこの副作用。

なんだか出足をくじかれた気分~、来年はどうしようかなぁ…と弱気になっていました。

インフルエンザの予防接種で副作用が出た原因は?

妹はアレルギー体質だった?

インフルエンザの予防接種での副作用は、私自身もまわりの人たちも、今まで経験したことがありませんでした。

発疹やじんましん、赤みやかゆみなどはアレルギー症状なので、大人になってからアレルギー体質にでもなったのかな?と思い、妹に聞いてみたところ、

花粉症はあるけれど、こういったアレルギー症状を起こしたのは生まれて初めてとのこと。

なので、今回も病院でもらった副作用の注意事項が書いてある紙は、読まずにカバンの奥にくしゃくしゃにしまい込んでいたらしいんですよね。

でも、その紙を後日ちゃんと読んでみると、あらゆる副作用が書いてあったそうです。

たしかに、予防接種は弱めとはいえ菌を体内に入れるわけですものね。。

疲れは関係してる?

花粉以外へのアレルギーはないけれど、他に思いあたるのは「疲れ」かな、と妹は言っていました。

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仕事でハードな泊まりの研修があり、土曜日に家に帰ってきて日曜は半日寝て、さぁて、復活!と思って月曜に予防接種を受けに行ったそうなので。

表面的には元気を回復していたようにみえて、実際にはかなり免疫力が落ちていたのかもしれないとのことでした。

何はともあれ、お姉ちゃんも予防接種はこれからは体調万全なときにしたほうがいいよ、との妹からのアドバイスでした。

我が家の今年の予防接種事情

ちなみに、我が家のかかりつけの病院では、少しでも体調が良くないと予防接種を断られます。

なので、うちの受験生くんは、この冬は秋にかかった胃潰瘍からの胃炎の症状が少し残っていたため、ずっとインフルエンザの予防接種は受けられませんでした。

【関連記事:胃潰瘍って高校生や子供でもなるの?原因はストレスってほんと?

胃の調子が良くなってきてからも、やや風邪気味のときに申し込みに行ったところやはり断られ、12月後半になってやっと許可が出てインフルエンザ予防接種を受けることができました。

受験生だから今年は2回受けさせようと気合いを入れていたのですが、ぎりぎりでやっと1回だけの接種となりました。まぁ、仕方ないですよね…^^;

【関連記事:インフルエンザの予防接種は受験生は2回?する時期は?家族は?

でも、今回妹と話をして、やっぱり我が家のかかりつけのお医者さんの方針は正しかったのかなと思っています。

体調が万全でない状態で予防接種を受けても、インフルエンザにかかりにくくなるメリットと余計に体を弱らせるデメリットとが天秤状態になってしまうんですね。

アナフィラキシーについて

妹のお医者さまが言っていたそうですが、インフルエンザで怖いのは今回の妹のような湿疹などではなく、呼吸困難になってしまったりするアナフィラキシーのほうだそうです。

蕎麦アレルギーなどの食べ物系のアレルギーではよく耳にすることがあるアナフィラキシーですが、予防接種でも起こりうることなんだそうです。

このアナフィラキシーが起きないように、病院では何度も「今まで予防接種を受けて何か反応は起きませんでしたか」と聞かれるんですね。

小さい病院だとなかなかアナフィラキシーの対応はできないそうなので、その心配がある場合には、大きめの設備の整った病院か、もしくは大病院とつながりがあってもしものときにすぐにそちらに搬送できるような病院で予防接種を受けた方がいいそうです。

ちなみに、アナフィラキシーは基本的に接種後15分くらいで症状がでるそうですよ。

おわりに

インフルエンザの予防接種を受けるかどうかは毎年検討してはいましたが、副作用についてはあまり考えたこともありませんでした。

体調が悪いと腕が腫れるのかな?くらいの認識だったんですよね。

でも、今まで何も副作用が起きたことがない人でも、いつどんなものに反応して副作用が起きるかはわからないんですね。

なので、予防接種のようにあらかじめ予定を自分で立てられるものの場合には、体調を万全にしておくことは必須なんだなと今回あらためて思いました。

みなさんも、インフルエンザの予防接種は体調のいいときに受けて、もし何か副作用かと思われる症状が出た場合には、すぐに病院に行ってくださいね。

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